凜々しく端正、研ぎ澄まされた辛口で
人気不動の銘酒『辛丹波(からたんば)』。
激戦区、尼崎のレジェンド店の数々でも、
愛される理由はこんなに。
どんな料理も引き立てる
偉大なマルチプレイヤー。
しっかりと輪郭を描く旨みと、清潔な透明感とともに鋭くキレる辛さ。遠浅の浜辺にスーッと消える波のような美しい余韻の喉ごし。
今年で創醸310年を迎える、兵庫(灘五郷)を代表する酒蔵・大関の渾身作である『上撰 辛丹波』。2011年から11年連続モンドセレクション金賞受賞の快挙を達成した名作である。
丹波杜氏伝承の技で醸すこのお酒、高まる一方の人気は、“どんな温度帯でも、どんな料理とでも好相性”の懐深きマルチプレイヤーゆえ。冷酒、常温、熱燗。温度ごとに艶ある表情が楽しめ、かつ気分に合わせて、4種類から選べるラインアップの幅広さが人気の秘訣だ。
そんな銘酒と、素晴らしい料理が出合えば…食卓の喜びは10+10でも10×10でもなく、10の10乗の世界へ一気にジャンプアップ。だから今夜も、欠かせない。食卓にこの一本。

上撰 辛丹波
兵庫県産米100%使用。300年以上にわたって酒造りの技を受け継ぐ丹波杜氏が醸す、ロングセラー。研ぎ澄まされたキレのいい辛口で、四季を通し、どんな料理の味も引き立てる。
双葉寿司 尼崎本店の「鮨」

おまかせ握り9貫2,750円。入念に隠し包丁が入ったブリのハラミ、本マグロ赤身、トロ、トリ貝などの豪華内容。爽快に酸が走り、みずみずしい旨みの躍動感ある『上撰 辛丹波』850円(300㎖)との相性に、思わず身震い。
王道の、鮨と日本酒の幸せに震撼。
30年以上のロングセラー『上撰 辛丹波』の倍の歴史、創業60年目となる尼崎の名物店。ここでも「お酒は『辛丹波』じゃないとダメって常連さんは多いです。辛口のキレがイイって。そんな個性がうちの握りにキレイに寄り添いますね」と女将・鏡原貴美さん。その握りは凜々しいシャリやネタともに、並1,100円~の庶民価格からは絶対信じられない輝かしさ。飛び抜けた高バリューという面でも、この老舗と『辛丹波』は、大きく響き合っている。
双葉寿司 尼崎本店阪神尼崎駅

堂々、ビル一棟を占める阪神尼崎駅エリアきっての名店。粒立ち凜々しく、ピシッと塩が効いて酒が進むシャリにファン多し。
- 住所/尼崎市神田北通3-61
- TEL/06-6411-5501
- 営業時間/11:30~14:30閉店 17:00~22:00閉店
- 定休日/火曜休
- インスタグラム/@28_futaba_sushi

上撰 辛丹波 純米
2020年秋に満を持しデビューの最新作。食中酒の最高峰として、軽快かつ、いつまでも飲み飽きない純米酒。乳酸菌を活かした酒母造りと低温仕込みが、鮮麗でふくらみある辛口の決め手。
酒道場の「刺身」

魚介は毎朝主人が市場で吟味し朝締め。この日は明石鯛、縞アジ、ハマチほか。活けお刺身5種盛り1,480円。『辛丹波 純米』グラス490円~。アンティークの熱湯パイプ式酒燗器が現役で、燗の冴えも街の名物。
『辛丹波』と刺身で、日本酒黒帯。
〝道場〟との店名通り、舌に覚えあるグルマンが集う老舗居酒屋であり、まず『上撰 辛丹波 純米』と刺身からスタートする常連客も多いんだとか。「この純米はコクも香りも艶やか。燗でも冷酒でも美しい気品があって、お造りの脂がスッと切れる感じが最高ですね」と、女将も笑顔全開。『辛丹波 純米』ゆえの口当たりの爽快さ、喉ごし軽快な酒質ゆえに実現する、ペアリングの妙味。知って初めてあなたもこの有名道場の酒黒帯だ。
酒道場JR尼崎駅

濃い口醤油で仕上げ、しっかり味の関東だき3品・400円も通年の名物。単品の造りは金目鯛680円ほか、高級魚もまさかの良心価格。
- 住所/尼崎市潮江1-4-2 アミング潮江プラスト1F
- TEL/06-6499-7209
- 営業時間/16:30~21:30LO(土・祝~20:30LO)
- 定休日/日曜休

辛丹波 にごり
米本来の質感や、もろみ由来の深い味わいを生かした豊潤辛口のにごり酒。米の旨みが心地よく舌に躍り、揚げ物やしっかりした肉料理とも好相性。全国燗酒コンテストで金賞の栄誉。
上海花園の「上海料理」

名物料理のひとつ、牛バラ煮込み。3人分はありそうな大ボリュームで2,200円。『辛丹波にごり』2,800円(720㎖)の芳醇なコクと、柔らかな牛バラ肉の旨みがトロリと抱き合い、心地よくもつれながら、喉をすべり落ちる。
にごりで跳ねる、上海料理の美味。
上海出身、神戸の南京町で30年腕を振るったご主人による本格上海料理店。ワタリガニなど高級素材もあっさり仕上げで、美しく際立つ素材感は上海の粋そのもの。写真の肉料理はもちろん、「『辛丹波 にごり』のふくよかなコクと辛口の後味が気持ちよくて、どんな料理もおいしくなる。私も好きなお酒だから、ついお客様に薦めるうちに…すっかりファンが増えたね」と主人。『辛丹波』で心地よく跳ね上がる中華の至福が、ここで味わえる。
上海花園阪神尼崎駅

エキゾチックなフロアの非日常感でプチトリップ気分に。ランチ800円~、夜コース3,300円~。1階と2階を合わせて計52席。
- 住所/尼崎市神田北通4-164-3
- TEL/06-6439-6598
- 営業時間/11:30~14:30LO 17:00~22:00LO
- 定休日/月曜休
- HP/http://kdsc900.gorp.jp

上撰 辛丹波 生貯蔵
キンと冷やして楽しむフレッシュな夏酒。みずみずしい躍動感と、透き通るような爽快感走る味わい。フルーティな香り、生気溌剌とした余韻で、自宅はもちろん、リゾートやアウトドアでも大いに活躍。
鉄板あさひの「串カツ」

まるで高山の石清水のようにスッと舌になじみ、油を感じさせないのが名店のワザ。串カツ盛り合わせ7本1,034円。カツンと冷やした『上撰 辛丹波生貯蔵』770円(300ml)のキラキラのミネラル感と、仲良く手をつなぐ。
キンキンの夏酒に、薄衣串カツの快。
ゆったり広いフロアに着いた瞬間、時計の針が昭和まで巻き戻る空気感。でもその隅々まで磨かれ光り輝く、清澄な美しさは…不思議に『上撰 辛丹波 生貯蔵』のシャープな後味と波長がピタリ。主人の竹内毅さんいわく「薄衣でサッパリ・軽やかな串カツと、このお酒との組み合わせは暑い季節にこそイイですね。すごいスピードでお酒がなくなっていきます」。熱々の串カツ×しっかり冷やした夏酒のリピートが、何と愉快なことか。
鉄板あさひ阪神尼崎駅

創業昭和46年。お好み焼、鉄板焼、串カツのレジェンド店。阪神本線高架下の40席フロアながら、平日でもウェイティングリスト要記入の人気は不変。
- 住所/尼崎市神田中通2-28
- TEL/06-6412-7066
- 営業時間/17:00~23:00閉店
- 定休日/月曜休
- インスタグラム/@teppan.asahi
『辛丹波』コンセプトムービー
ストップ! 20歳未満飲酒・飲酒運転。
お問い合わせ
大関株式会社 大関お客様相談室 TEL/0798-32-2016(平日10:00~15:00) ozeki.co.jp
※コロナウイルス感染防止に関連して、営業時間の短縮、定休日以外の休業がある可能性があります。事前に電話確認の上、ご来店ください。
取材・文/寺下光彦 写真/佐伯慎亮