ベテラン技芸員の取材スタート!まずは太夫と三味線から。

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ベテラン技芸員の取材スタート!まずは太夫と三味線から。

※この記事は2021年12月17日に掲載された情報です。
取材時から内容が変更している場合がございますのでご了承ください。

2022年2月に発行予定のフリーペーパー『ハロー! 文楽』の取材も、いよいよ佳境! 現在は「文楽にみるART&CRAFT特集」を制作中です。太夫、三味線、人形それぞれの技芸員さんが大切にされている道具を通して、文楽の知られざる魅力に迫っていきます。技芸員愛用の道具から文楽を見るこの新企画の取材が、錦秋文楽公演の真っ最中、11月8日(月)に国立文楽劇場で行われました。

この日ご登場くださったのは、三味線の鶴澤清介さん、太夫の豊竹呂勢太夫さん。清介さんからは、錦秋公演で使用されている三味線を間近で見せていただきながら、その構造や細部にまで凝らされた職人技の数々、理想の音色についてお話しいただきました。ご自身のYouTubeでもおなじみの温かな語り口は、この日も健在。目からウロコの知識もたくさん教えていただきました。
呂勢太夫さんには、ご趣味である義太夫グッズのコレクションや、「運命の出会いで手に入れた」という旧い蒔絵の見台にまつわるストーリー、工芸的見どころを語っていただきました。昔の人々の浄瑠璃愛、呂勢太夫さんの道具愛がひしひしと伝わってくるエピソードは必見! この続きはぜひ、『ハロー! 文楽』フリーペーパーでご覧ください。

文/山口紀子

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