ハイクオリティな料理を好きなだけ食べられることで人気のホテルブッフェ。関西でも多くのホテルで実施されており、利用したことがある人も多いのでは。

しかし、ブッフェといえば料理を取りに行くことや食べることにどうしても時間と気が取られてしまうため、「お喋りがあまり楽しめない」「料理を取り過ぎて食べきれない」「取りに行くのがめんどくさい」「綺麗に盛り付けられない」などの難点もあり、ちょっと消化不良･･･なんてことも。

そんななかストレスフリーなブッフェが、「ホテル阪急インターナショナル」（大阪市北区）で開催されているとの噂をキャッチ。体験してみてきました。

■ タブレットで注文、取りに行く面倒くささは皆無

同ホテルの１階にあるビュッフェ＆カフェレストラン「ナイト＆デイ」でおこなわれている、テーブルオーダー式ブッフェ。コロナ禍の２０２０年に感染対策のため「お客が席に座ったまま楽しめるブッフェ」として企画され、好評につき現在でも継続されているという。

料理はすべてテーブルに設置されたタブレットを使って、座席に座ったまま注文できる。取りに行かなくて良いうえ、注文の際にウエイトレスやウエイターを呼ばなくてもＯＫなのは、かなり気軽だ。

いくらやいちごがかけ放題となる期間限定メニューをはじめ、洋食、和食、中華などさまざまなジャンルの料理がランチは約４０種、ディナーは約４５種あり、ソフトドリンクも飲み放題（もちろんアルコールプランも！）。オーダーする料理の順番に決まりはないが、前菜、スープ、メイン、デザートなど順番を工夫すれば、自分好みのコースのように仕立てることもできる。

会話をしながら待っていると、一皿ずつ丁寧に美しく盛られた料理が次々とテーブルに到着。現在開催中の春のグルメフェアでは、「湯葉とトマトのカプレーゼ風」（和×イタリアン）、「海老とチュクミ、筍のブルゴーニュ風」（洋×韓）など洋食・和食×異国料理の融合メニューなどもあり、新たな発見も。ブッフェのため比較的少なめだが２人でシェアすることも可能な量なので、いろいろ種類が食べたい場合にはシェアがおすすめだ（男性なら全種類制覇する人も多いのでは？）。

何よりディナーなら時間無制限のため、最大限時間を使うと夕方５時半〜ラストオーダーの夜８時半までの３時間料理を注文できるうえ、夜９時まで座席に座ってゆっくりと食事ができる。オーダー制ゆえに座席から動かずに楽しめるので、お喋りも料理もとことん楽しめた。友人同士や家族との食事にぴったりかもしれない。

「ホテル阪急インターナショナル」の期間限定ブッフェ『ＭＥＥＴ×ＭＥＥＴ ＳＰＲＩＮＧ ＢＵＦＦＥＴ ｰホテルで出逢う、春グルメｰ』は５月３１日まで。ランチ５８００円〜、ディナー７６００円〜で、営業時間は昼１１時〜昼３時半（１２０分制）、夜５時半〜夜９時（土日祝は夜５時〜／時間無制限）。

取材・文／野村真帆