「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（大阪市此花区）で３月１日に開幕した『モンスターハンターワールド』とのコラボ企画。ＸＲ体験アトラクションのほか、いわゆる「モンハン飯」が楽しめるレストラン『モンスターハンター 〜セリエナの食事場〜』が初登場している。

ハンターがモンスターを狩りに行く前に食事をすることで、体力やスタミナをチャージする「モンハン飯」。その美味しそうなビジュアルから、ファンが自作で再現したり、レシピ本が出版されたりと、同作を語るうえで欠かせない存在だ。

同パークの担当者は、「今年で２０周年を迎えるモンスター・ハンターを一緒にお祝いしようという気持ちで、店内は花の装飾で少し華やかにしています。トントンと包丁で食材を切る音や、『ニャー』と鳴き声が聞こえるなど、食事場のリアルな雰囲気が再現しているので、ぜひＢＧＭにも注目してもらえたら」と話す。

店内で楽しめるのは、焼き料理が得意なアステラ料理長による「アステラ料理長のワイルドプレート」（２６００円）、煮込み料理が得意なセリエナ料理長による「セリエナ料理長の癒しプレート」（２６００）をはじめ、両者のいいとこどりをしたボリューミーな「モンスターハンターＵＳＪ祭 『一狩り行こうぜ！』プレート」（２９８０円）など、狩りに出かける前にぴったりな肉々しい食事メニューたち。

さらにドリンクには「体力回復ドリンク 〜ハチミツ＆グリーンアップル〜」（６５０円）がスタンバイするなど、ゲームの世界をリアルでも楽しむことができる。

『モンスターハンター』のプロデューサー・辻本良三氏は、「今回初めてレストランでの食事もコラボさせてもらい、装飾などもこだわってくださいました。ぜひこのレストランでエネルギーチャージをしてから、ＸＲウォークへ狩りに出掛けてください」とコメント。

また、一部のＡＲ対象メニューはスマートフォンでレシートやテーブルに設置されたＱＲコードを読み込むと、目の前にセリエナ、アステラの両料理長がおもでなししてくれるなど、特別な演出も楽しめる。場所はパーク内「ロストワールドレストラン」。期間は６月３０日まで。

取材・文・写真／野村真帆