４頭のジャイアントパンダが暮らすテーマパーク「アドベンチャーワールド」（和歌山県白浜町）で９月１４日、２月まで暮らしていた「永明（えいめい）」の誕生祭が開かれることになり、ファンから喜びの声が広がっている。

１９９４年から２０２３年２月まで同園で飼育されていたオスの「永明（えいめい）」。在日中の約２８年間で１６頭の子をもうけ、同園の人気者として親しまれてきた。しかし、ジャイアントパンダの保全・継続的な日中共同繁殖研究の計画に基づき、双子の娘「桜浜（おうひん）」「桃浜（とうひん）」は中国四川省にある「成都ジャイアントパンダ繁育研究基地」に帰還。パンダファンからも別れを惜しむ声が多数寄せられていた。

今回の企画は『２０２３ジャイアントパンダグローバル誕生祭 ｉｎ 和歌山』と題して開催。３１歳になる永明を祝し、同基地から来賓が来園するほか、中国で暮らすパンダファミリーの近況映像を上映する。また、当日のパークの様子は公式ＹｏｕＴｕｂｅでライブ配信される。

さっそくＳＮＳには、「すごくうれしい企画。近況と映像。。。やっと会えます」「さすがレジェンド。さすが永明さん。さすがアドベン」「お知らせ見ただけで泣いちゃいそう」「永明さんの誕生日をみんなで一緒にお祝いできるなんてすごくうれしい。現地にて参加します」といった喜びの声が相次いだ。

時間は昼３時３０分〜夕方４時４５分（約７５分間）。参加は無料だが、会場への入場は事前予約制（定員２０００人）。なお、別途入園料金が必要。入場チケットなどの詳細は後日公式サイトにて発表される。