京都太秦の大部屋俳優・岸大介、関西限定のテレビCMに抜擢

2023.6.9 07:00

映画『大名倒産』の関西限定テレビCMに出演した岸大介(ダイアン ユースケ)

(写真2枚)

ベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説を映画化した『大名倒産』(配給:松竹、主演:神木隆之介)。その関西限定テレビCMに、お笑いコンビ・ダイアンのユースケが扮するキャラクター「岸大介」が抜擢された。

この岸大介とは、「東映太秦映画村」で活躍するベテラン大部屋俳優で、撮影の待ち時間が長いため(ときには数十時間にもおよぶ)、ちょんまげのカツラ姿のまま空き時間を過ごしているという設定。ユースケは自身のインスタグラムを「岸大介(ダイアン ユースケ」名にするなど愛着をもち、ロケ番組にも出演。ファンにはおなじみのキャラクターとなっている。

そんな岸大介をフィーチャーしたのが、映画『大名倒産』の関西限定CM。かつらにカラフルなシャツ、右手にはいつものセカンドバッグ、左手にはポップコーンを抱えて、「あ、太秦で役者やらしてもうてます岸大介いいます」「ほんでこれ京都で撮ってるやないの!」「あんたらも、空き時間に『大名倒産』見に行きや!」と、映画をアピール。岸にとって、初のテレビCM出演となった。

この企画は、主演の神木隆之介が初めてのちょんまげ姿で、時代劇初主演ということから、「ちょんまげ」「京都太秦」といえば岸大介しかいない、とオファーされたもの。岸は「次の撮影まで78時間空いてたもんやからね。 喜んでやらせてもらいました。神木くんはちょんまげ姿初めてらしいやないの。また太秦の現場でご一緒できたらええねぇ」とコメント。ちなみに同映画に岸は出演していない。

同映画は6月23日公開。出演は神木のほか、杉咲花、松山ケンイチ、浅野忠信、佐藤浩市ら実力派が名を連ねる。関西限定CMは、6月12日以降に放映される。

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