京都・福知山市出身の人気お笑い芸人・千原ジュニアが、鬼の伝説が残る故郷とコラボした『鬼大喜利』。ＳＮＳ上で集まった１７８０件から、千原ジュニアが絶賛した「ジュニア賞」が発表された。

かつて鬼が住んでいたという鬼伝説が残る，京都・福知山市にある「大江山」。「鬼の聖地」としての認知拡大に向けて、同市は２０２２年、地元出身の千原ジュニアとコラボし、ＹｏｕＴｕｂｅ動画『ジュニアも知らなかった！ 福知山の鬼伝説』を配信（２０２３年２月１日現在、１０万１０００回以上再生されている）した。

即興芸で面白さを競うお笑い番組『千原ジュニアの座王』（カンテレ）では番組ＭＣをつとめるなど、唯一無二のお笑いセンスに芸人仲間からの信頼も厚い千原ジュニア。同市との動画内では千原ジュニアが考えた「鬼大喜利」のお題をＳＮＳなどで募集していた。

お題は「この鬼には絶対勝てる！！その理由とは？」。２０２２年１２月１１～２５日まで、同市の公式ＳＮＳで募集したところ、１７８０件の回答が集まった。さらに市がそのなかから先鋭１３５件をセレクトし、千原ジュニアが最終ジャッジ。このほど、「ジュニア賞」が決まった。

大の大人たちが「鬼の聖地」のＰＲに奮闘した、気になる「ジュニア賞」は、ｇｕｎｉｇｕｎｉさんの「近づけば近づくほどよく喋る」に決定。千原ジュニアは「内側、内面からにじみ出る弱さを見事に表現。完全に相手に攻撃させないようにさせている（笑）」と絶賛。また、「準ジュニア賞」には、みんな洗ってさんの「さっきからルール、ルールってうるさい」が選ばれた。

受賞したｇｕｎｉｇｕｎｉさんは、「ジュニアさんに選んでいただいて、本当に幸せです！ありがとうございます！ 」、みんな洗ってさんは「大変光栄なことで狂喜乱舞しております。福知山市の今後益々の鬼のようなご発展を祈念しております。ありがとうございました！」と喜びを語った。

大喜利企画を終えて、千原ジュニアは「本当にいろんな方に参加していただき、尚且つレベルの高いものが多く楽しみに観させていただきました。またどこかの市区町村でもこんなことができれば、ぜひ伺いますので、みなさまにお会いできることを楽しみにしております」とアピールした。

千原ジュニアの直筆お題と受賞回答は、２月から日本の鬼の交流博物館に展示し、２月２日の「鬼鬼の日」から始まる『鬼鬼祭『』を盛り上げる。