名物のふわふわ食感「とり天」でランチ

まやかしや

鶏胸肉の天ぷらに、ぽん酢や酢醤油、辛子をつけていただくのが一般的な別府名物ですが、実は家庭によって味付けはさまざま！ こちらでは「昔ながらのとり天定食」のほか、店主の家庭の味「まやかしやとり天定食」も用意。昼は各1,000円、夜は各1,080円（共に税込）。しっかり下味がついた鶏肉とフワサクの衣の一体感がたまりません。夜はアラカルトでも楽しめます。

レトロな喫茶店でおやつタイムを

喫茶 ムムム

うろこ柄の外壁やアールヌーボー調の天井装飾もそのままに、築47年を数える喫茶店を譲り受け、オープン2年にして老舗喫茶のような佇まい。レトロななかに見え隠れする若き夫婦のセンスやこだわりが素敵です。地元のロースターのスペシャルティコーヒーをエアロプレスで淹れるコーヒー、生チョコみたいにしっとり食感のガトーショコラ各400円（税込）｡

大分ゆかりのステキなお土産を探す

SELECT BEPPU

築100年の長屋を改装したセレクトショップ。メイドイン大分に絞って厳選された商品は、伝統工芸から若手アーティストの作品、さらには別府で行われたアートイベントの関連グッズもそろい、お土産探しにぴったり。２階には2009年の『混浴温泉世界』に出展されたマイケル･リンによる色鮮やかな襖絵が展示され、SNS映えスポットとして人気を集めています!

一気に蒸し上げ、食材のおいしさを

地獄蒸し工房　鉄輪

地獄蒸しとは、温泉の噴気を利用し、高温の蒸気で一気に蒸し上げる源泉温度が100℃近い鉄輪温泉ならではの調理法。食材は、牛しゃぶしゃぶ、鯛の姿蒸し、エビシュウマイから、わっぱ飯などのご飯ものまで、幅広いメニューが魅力。食材を選んだ後、セルフで蒸し釜に入れる工程も楽しみの一つ。一番人気は地元で採れた野菜が盛りだくさんの地獄蒸し玉手箱2,000円、別途・釜使用料（小）340円（共に税込）。

ビックリするようなアツアツ汗体験

鉄輪むし湯

100℃近い蒸気で温められた床の上に石菖と呼ばれる薬草が敷き詰められたむし湯の部屋に浴衣で寝そべること8～10分。開始早々、額にジワッと汗が･･･と思っていたら、５分後には全身から汗が流れ出るほど。石菖の香りも爽やかで、寝そべっていられるのもラクチン。終了後は内湯で汗を流して、湯船でゆったり過ごせます。入浴後は身体スッキリ、肌もつるすべ。入り口前には、無料で利用できる足蒸しもあり。

一日の〆はひんやり別府冷麺で

六盛　北浜店

朝鮮との国境が近い旧満州から引き揚げてきた料理人が別府で冷麺屋を開いたのをきっかけに広まった冷麺文化。冷麺専門店も多く、六盛も地元人に愛される人気店だ。別府冷麺の特徴であるそば粉を使った麵は茹でた後に氷水でしっかりしめることで、ひんやりモチモチ。昆布出汁が効いた澄んだ牛スープもあっさりしていて、韓国冷麺に似て非なる味わい。冷麺・並750円（税込）。

歴史ある温泉で、砂風呂体験も

竹瓦温泉

1938年に建設された唐破風造の屋根が目を引く別府温泉のシンボル的存在。源泉掛け流しのお風呂のほか、公衆浴場では珍しい砂湯も。温泉で温めた砂の上に寝そべり、砂かけさんに砂をかけてもらえば、砂の重みも心地良く、身体もぽかぽか。

大分と愛媛を結ぶ、快適な船の旅へ

宇和島運輸フェリー

木目調と光沢を活かした素材を随所にあしらい、クラシック感あふれるホテルのようなデザインの「あかつき丸」（写真）をはじめ、どの船でも上質な雰囲気が味わえます。大分・別府港から愛媛･八幡浜港までは約２時間50分。客室で昼寝をしたり、デッキで海風を感じたり、うどんコーナーで食事をしたり、買い物したり･･･あっという間に到着！八幡浜港が近づくと見えてくる山の斜面にみかんの段々畑が広がる景色も船旅ならではの醍醐味です。家族向けにキッズコーナーも。

地元で人気、八幡浜ちゃんぽん

イーグル

人口4万人たらずの小さな市ながら、ちゃんぽんを出す店は50軒以上あるほど、八幡市民が熱愛する名物。八幡浜ちゃんぽんは、長崎のように白濁しておらず、あっさり系スープが特徴。クリアな鶏ガラ出汁と醤油を合わせたイーグルのちゃんぽん580円（税込）は毎日でも食べたい優しい味わいで大人気です。

老舗蒲鉾店で練り物作りにチャレンジ

谷本蒲鉾店

八幡浜や宇和島など南伊予地方の特産品、じゃこ天。頭と内臓以外、皮や骨ごとすり身にするので、ザクザクとした独特の食感に。白身魚だけでなく青魚が使われているのも珍しく、風味も抜群。100年続く人気蒲鉾店の製造体験では、ちくわやじゃこ天の成型に挑戦でき、体験後は出来たてをいただくことも。自分で手作りすると、また格別です！

地元の愛に包まれた、心温まる観光列車

伊予灘ものがたり

愛媛の海沿いを走る観光列車・伊予灘ものがたりの「道後編」。窓の外を眺めれば、道ばたや自宅のベランダからも地元の方が手を振っていて感動。ラグジュアリーな車内やここでしか味わえない食、絶景もさることながら、地域の方のもてなしこそが最大の魅力！　満席になることが多いので、事前に「みどりの窓口」で指定席券と「アフタヌーンティー」の購入をお忘れなく。

復活した松山名物・かめそば！

かめそば　じゅん

かつて松山にあった食堂「かめ」で出していた、名物の味を受け継ぎ提供。秘伝のレシピで作るかめそば700円（税込）はところどころカリカリだったりもちもちだったり、独特な食感。ソース味とも醤油味ともいえない味付けで、上からかけたたっぷりのちりめんじゃこと削り節も食欲をそそり、また食べたくなるヤミツキ系。

飛鳥時代をイメージ、
新たな湯屋

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉（あすかのゆ）

2017年12月にグランドオープンした温泉施設。館内は愛媛の伝統工芸を活かしたモダンなアートが随所に施され、道後温泉本館とは異なる趣に。浴室の砥部焼の陶板壁画に30分に1度映し出されるプロジェクションマッピングも必見。道後温泉本館では見学のみだった日本唯一の皇室専用浴室「又新殿」を再現した「特別浴室」は実際に入浴できることでも話題。湯帳を着て浴槽に入る古代の入浴スタイルに。

浴室では、プロジェクションマッピングも！

甘いお出汁が特徴の鍋焼きうどん

アサヒ

親子代々で通う松山市民も多い鍋焼きうどん専門店。砂糖が貴重だった戦後に考案された鍋焼きうどん玉子入り650円（税込）は、初めて食べると独特な甘さを感じますが、食べ進めるうち、イリコが効いた甘い出汁と、やわらかい食感が特徴のうどんのコンビネーションにどんどんハマってしまいます。

果物屋さんだからこその満足パフェ

フルーツパーラーみしま

昭和2年、果物店として創業して以来フルーツ一筋。フルーツサンドやパフェ、スムージーなど、メニューもフルーツ尽くしで、季節限定デザートもお楽しみ。旬のフルーツを5種類以上使ったパフェ フィールド950円（税込）は、味もさることながら見た目もうっとり。カッティングの技術が高く、飾り切りのカット面やエッジまでもビシッと美しい。

最後はアート、買い物、カフェも

MUSTAKIVI（ムスタキビ）

世界的に人気のブランド「マリメッコ」のテキスタイルデザイナーとして活躍した陶芸家・石本藤雄氏プロデュースによるショップ。石本氏の故郷・愛媛県の様々な作り手とのコラボレーションによって生まれた商品やメニューが楽しめる。茶房の一番人気は、こしあんとミルク、抹茶が３層になった「餡×抹茶ラテ」。ひとくち菓子とのセット780円がおすすめ。