なんでも専門店の時代…次なる刺客は「砂糖」、京都にオープン

2023.4.1 08:45

京都にオープンした砂糖専門のスイーツ店「糖太朗」

(写真3枚)

砂糖が主役のスイーツショップ「糖太朗(とうたろう)」(京都市下京区)が3月25日にオープン。専門店のなかでも珍しい「砂糖」に着目した専門店だ。

近年、ひとつの食べ物に特化した「専門店」が数多くオープンしており、関西では「生クリーム専門店 milk」(大阪市西区)や、青森りんご専門店「a la ringo あら、りんご」(神戸市中央区)などユニークな店も存在し、SNS映えするメニューが女子の心を掴む。

そんななか、3月末、京都にオープンしたのは「砂糖」にフォーカスした専門店。広報担当に話を伺うと、オープン直後にも関わらず来客が絶えず、さっそく好評を得ているという。また客層問わずさまざまな世代が訪れるが、なかでもでも30代から40代が多い印象だそう。

砂糖の風味を生かした「生プリン」(各720円)

というのも、同店で使用されているのは精製された上白糖やグラニュー糖などではなく、「含蜜糖(がんみつとう)」と呼ばれる精製前の砂糖。一般的な砂糖と比べると、ミネラル豊富で、まろやかさと味わい深さが特徴だ。

メニューには、白玉に絡ませた和三盆糖蜜と和三盆の甘さのみでいただく「白玉アイス(和三盆・季節の果実・抹茶)」(各種940円)や、「濃縮ミルク」を使用し、目の前で和三盆をたっぷりかける「生プリン(抹茶・和三盆・季節の果実)」(各種720円)、またドリンクには4種の砂糖からお好みをチョイス出来る「カフェラテ」や「抹茶ラテ」(各650円)などがスタンバイ。

なかでも担当者のおすすめは、米飴(こめあめ)や黒糖など4種類の砂糖を使用した「ベビーカステラ」(10個入600円)だといい、お出かけの小休止にもってこいなんだとか。営業時間は朝10時~夕方6時。立ちカウンターもあり。

文/高岡奈津古

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