昭和から令和、３世代のヒロインたちが登場し時代を生きる連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』（ＮＨＫ朝ドラ）。１１月２２日放送の第１６回では、安子と稔の子ども・るいが誕生し、ＳＮＳは祝福の声にあふれた。

稔（松村北斗）とついに結ばれ、雉真家の一員となったヒロイン・安子（上白石萌音）。短い新婚生活のあと稔は出征し、その２カ月後に安子の妊娠が判明する。

連日アメリカからの攻撃がラジオで告げられるなか、安子が女の子を出産。稔が考えた名前は、２人で聴いていたルイ・アームストロングから取った「るい」だった。由来は誰にも明かせないものの、安子は思い出の曲『Ｏｎ Ｔｈｅ Ｓｕｎｎｙ Ｓｉｄｅ Ｏｆ Ｔｈｅ Ｓｔｒｅｅｔ』を子守唄としてるいにこっそりと歌うのだった。

るいの誕生と稔の命名に、ＳＮＳでは「るいちゃんが雉真家の『希望』になったんだな」「こんな時勢でも赤ちゃん誕生はみんなを笑顔にする」「るいちゃんを抱く稔さんが見たいです･･･」などさまざまな意見が集まった。

また、幼なじみとして以前は「あんこ」と呼んでいた勇（村上虹郎）が安子を「義姉さん」と呼ぶようになり、ツイッターのトレンドには「義姉さん」が浮上。「義姉さん呼びが切ないのに美しい」「義姉さんと呼ぶ勇ちゃんの表情が穏やかで、気持ちの整理がついたんだなってわかる」「胸がキュッとなる」といった投稿も寄せられた。

『カムカムエヴリバディ』の放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。２３日放送の第１７回は安子の暮らす岡山で空襲が始まる。

文／つちだ四郎