おちょやん第10週振りかえり・役者辞めたらあかん!

2021.2.12 08:15

えびす座・舞台にて。芝居をする竹井千代(杉咲花)(C)NHK

(写真5枚)

上方のコメディエンヌの生涯を描く、連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)。2月13日の放送回では、「役者辞めたらあかん!」と題して描かれた第10週(2月8日〜12日放送)を振りかえる。

ヒロイン・千代(杉咲花)が参加する一座が「鶴亀家庭劇」として船出した。しかし旗揚げ公演の稽古初日、座長の一平(成田凌)が書いた台本は千之助(星田英利)に却下され、代わりに千之助が書いた「手違い話」という台本で、しかも主役は千之助がやることに。

旧「天海一座」以外の劇団メンバーは新派出身のルリ子(明日海りお)、歌舞伎出身の正憲(曽我廼家寛太郎)、歌劇団出身の香里(松本妃代)らで喜劇は未経験の者ばかり。それもあってか稽古を重ねてもしっくりこない。

役者たちの思いがバラバラのまま迎えた舞台の初日。序盤、観客の反応が薄かったが、千之助が台本に無いアドリブを連発し、何とか笑いに繋げたのだった。千代は千之助の力に感心するも、喜劇未経験の役者たちは戸惑い、反発。特に、新派出身でプライドの高いルリ子は、「喜劇なんてやるんじゃなかった」と出て行ってしまう。

そんなルリ子を舞台の出番までに戻るよう説得に来た千代と一平。恋人だった劇団の主宰を奪われ、主役の座からも降ろされ、ずっと一緒にやってきた仲間たちから後ろ指をさされるような形で辞めざるをえなかったルリ子の過去を知り、気持ちをぶつけ合うことで和解する。

ルリ子(明日海りお)と話しをする千代(杉咲花)と一平(成田凌)(C)NHK

その矢先、千之助に喧嘩を売られた千代は、千之助よりも「手違い話」で笑いを取ると宣言。しかし千之助の変幻自在のアドリブに歯が立たず、打つ手が無いまま迎えた千秋楽前日の夜。千代の師匠・山村千鳥(若村麻由美)から、「誰よりも役を愛せ」という金言を賜る。

これを機に、千代はルリ子、小山田、香里とともに、自分の役への想像力を極限まで膨らましていく。翌朝、千秋楽の舞台袖。役が乗り移った皆の姿があった・・・。

今週は、「鶴亀家庭劇」で異彩を放つ女優・ルリ子に視聴者は注目。ルリ子の過去が明かされた回では、SNSで「千代ちゃんとルリ子さんのやり取り、泣けた」「ルリ子さんめちゃくちゃ努力の人だった」など反響を集めた。

演じるのは、5年半にわたって宝塚歌劇団・花組男役トップスターとして活躍し、2019年に退団した明日海りお。インタビューで明日海は、ルリ子について「高飛車な態度で強い女性ですが、しだいにだんだんとほぐれていき、ルリ子の内面の成長やほかの団員との交流のなかで絆が深まっていくのを見ていただければと思います」とコメントしている。

本作は、「松竹新喜劇」で喜劇女優として人気を博した浪花千栄子をモデルとした、明治の末から戦後を駆け抜けるヒロインの物語。土曜は、黒衣犬(桂吉弥)が解説するその週の振りかえり。放送は、NHK総合が朝8時から、BSプレミアム・BS4Kが朝7時半から。

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