上方のコメディエンヌの生涯を描く、連続テレビ小説『おちょやん』（ＮＨＫ）。第４９回（２月１１日放送）では、「鶴亀家庭劇」の役者たちが団結していく。

千之助（星田英利）のやり方に反発し、劇団を出て行った高峰ルリ子（明日海りお）を、舞台の出番までに戻るよう説得に来た千代（杉咲花）と一平（成田凌）。２人はルリ子の過去を知り、気持ちをぶつけ合うことで和解する。

ほかの座員・歌舞伎出身の小山田（曽我廼家寛太郎）や歌劇団出身の香里（松本妃代）とも、アドリブで笑いを仕掛る千之助に動揺せず、自分の芝居に集中しようと団結していく。

その矢先、千之助に喧嘩を売られた千代は、千之助よりも「手違い話」で笑いを取ると宣言。座長の地位を賭けた大勝負の幕が上がった･･･。

本作は、「松竹新喜劇」で喜劇女優として人気を博した浪花千栄子をモデルとした、明治の末から戦後を駆け抜けるヒロインの物語。放送はＮＨＫ総合で朝８時から、またＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半から。