加藤シゲアキ、主演ドラマで「エンタメの無限の力」を意識

2021.2.6 19:15

『六畳間のピアノマン』初回主役は、パワハラが常態化する求人広告会社で働く村沢憲治(加藤シゲアキ)(C)NHK

(写真1枚)

主人公4人の人生があたたかな化学反応を起こしていく、土曜ドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK総合)。2月6日の放送に先駆けておこなわれたオンライン取材会で、初回の主演をつとめるNEWS・加藤シゲアキが作品について語った。

同作は、現代の悩みを抱える登場人物たちが、ビリー・ジョエルの名曲『ピアノ・マン』を歌うある青年の動画サイトを通じて、前に進んでいくオムニバスの人間ドラマ。

加藤が演じる第1話の主役は、同僚を救えなかった辛い過去を抱えたまま、現在の職場でもパワハラに直面する派遣社員・村沢憲治。加藤は「一見、誰かのためにアクションを起こしているようでも、自分が変わることにもなる。改めて、人とのつながりの大事さ、相手を思いやれるか意識する難しさを感じた」と、村沢の行動に共鳴したと話す。

俳優業やアイドル活動だけでなく、2012年に作家デビューし、最新作『オルタネート』(新潮社)が『第164回直木賞』『2021年本屋大賞』『第42回吉川英治文学新人賞』にノミネートされるなど、多方面で活躍する加藤。

作家だからこそ、演者として変化した点を問われると、「俳優業と作家業はまったく別の脳みそではない。ただ、本を読むという上では、脚本家の意図を考えてしまう癖がついているので」と話し、「それがすべて正しいと思い込まないよう、現場で監督と話すようにしている」と、俳優として敢えてのびのび演じることも同時に意識していると明かした。

そして、同作で重要なモチーフである音楽を発信する立場としても、「音色に乗せることで思いが伝わる大切な存在。コロナ禍の期間で、エンタメの重要性、無限の力をみんなが再認識することになったのでは。制作側としても、下手なものは出せないな、という思いが高まったように感じます」と、ドラマ現場を振りかえった。

そのほかの出演者は、段田安則、原田泰造、南沙良ら。ドラマは2月6日より、毎週土曜・夜9時から放送される(全4話・最終回のみ9時10分から)。

取材・文/塩屋薫

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