「日本全国を敵に」NHKで語る船場吉兆騒動の裏側と再起

2020.5.17 12:00

左からゲストの木村祐一、三田寛子、山里亮太、湯木さん、杉浦友紀アナ(C)NHK

(写真4枚)

人生のどん底からの逆転劇を紹介するドキュメンタリー番組『逆転人生』(NHK総合)。5月18日放送回では、食品偽装で廃業となった料亭「船場吉兆」の元取締役・湯木尚二さんが出演し、十数年前の騒動から歩んできた再起を語る。

かつて大阪に本店を構え、高級料亭として名を馳せた「船場吉兆」。その経営陣のひとりでもあった湯木さんが「一度は日本全国を敵に回した」と語るのが、転落へと追い込まれた2007年の食品偽装事件だ。

当時、賞味期限切れの惣菜や菓子を販売していたことが判明したのを皮切りに、産地偽装、食べ残した料理の使い回しなど次々と不祥事が発覚。老舗の名店が起こした問題にますます油を注いだのが、女将である母・佐知子さんと長男が臨んだ謝罪会見だった。

会見では言葉に詰まった長男に対し、記者への模範回答を女将が小声でささやく姿が「ささやき女将」とワイドショーなどで報じられ話題に。「外に出るのが怖かった」と振りかえるほど家族ぐるみで壮絶なバッシングにあい、その後、信用を失った「船場吉兆」も廃業となる。

そうして佐知子さんの次男・尚二さんは一度すべてを失ったが、その後選んだのはわずか6坪の小さな店で再出発することだった。お客に真摯に向き合って「もてなし」という原点を取り戻した彼は、現在数店舗の飲食店を営む。

「あの事件でいろいろなものを失ったけど、一番大事なことに気がついた」と話す尚二さんが、再建に至ったある出会いや信条を明かしていく本番組。司会を務めるのは山里亮太、杉浦友紀アナウンサー。ゲストには木村祐一、三田寛子が出演。放送は5月18日・夜10時から。

文/たなかゆうこ

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本