松井市長、鹿児島の虐待死は即保護レベル
2019.9.6 9:00

大阪市の松井一郎市長は5日、先日発生した鹿児島の4歳女児虐待死事件について言及。児童相談所と警察の連携不足が問題となっているが、「とにかく残念、大阪府では即保護の事案」と苦悶の表情を浮かべた。

児童虐待について、大阪市の取り組みを語った松井一郎市長(5日・大阪市役所)画像一覧

「大阪市役所」でおこなった会見で、「かわいそうすぎる。大阪市では即保護のレベル。ほかの自治体を批判するわけではないが、児相が何かしなければならなかった。命を落としてしまった。本当に残念」と悔やんだ松井市長。

松井市長が府知事時代の2018年、大阪府は府警と連携し、虐待情報は全件共有すると発表。この日の会見では、市の児童相談所が把握するすべての児童虐待事案に対して、大阪府警と情報を共有する方針で行くことを明言。大阪府、大阪市、そして堺市がひとつになっての対応の一元化も進めているという。

会見で特に注意していたと語ったのが、虐待をしてしまう親からの相談を含む通報。松井市長は、「虐待を止められず、自分自身を責めている保護者を、警察が取り締まったり、子どもと引き離すことを目的としない。親も子どもを愛している。保護者の体質をなんとかか変えられるサポートができるようにしたい」と語った。

取材・写真/岡田由佳子

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