松井市長、カジノ事業者撤退「心配ない」
2019.8.29 20:30

「大阪市役所」(大阪市北区)で定例会見をおこなった大阪市の松井一郎市長は29日、横浜市のIR誘致表明にともない大阪からカジノ事業者が撤退したことについて、「まったく心配ない」と断言した。

定例会見でIR誘致について語った松井一郎市長(29日・大阪市役所)画像一覧

万博とIRの同時期オープンを目指し、IR誘致に向けて約10年前から準備を進めてきた大阪府と大阪市。しかし、8月22日に横浜市が正式にIR誘致を表明すると、マカオやシンガポールなどで実績のあるアメリカの大手カジノ事業者「ラスベガス・サンズ」が大阪撤退を表明。東京と横浜での開発に注力すると発表した。

今回の撤退表明に対して松井市長は、「これまで誘致表明した地域が少なかった。関東圏に選択枠ができたら、魅力があるエリアに流れるというのは自然なこと。お互いに切磋琢磨して、IR誘致を進めていけばいい。まったく心配していない」とコメント。

また、IR誘致表明と同時に、市民からの反対意見が続出している横浜市。これについて松井市長は、「IR誘致を決め、現実味を帯びてきた時点でギャンブル依存症、リスクヘッジの部分でも、重く受け止めて対策してきた。ここ4、5年ずっと、通年で数十回の市民参加型セミナーを開催し、ほかのエリアより対応は進んでいる。G20でも認められた大阪のおもてなし力、関西ポテンシャルは非常に高い」と自信を見せた。

取材・写真/岡田由佳子

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