松井市長「試験だけで評価付けられない」
2019.8.2 15:30

「大阪市役所」(大阪市北区)で1日におこなわれた大阪市の松井一郎市長の会見で、「全国学力・学習状況調査結果を受けた対応」について言及する場面があった。

「大阪市役所」内で会見をおこなった大阪市・松井一郎市長(1日・大阪市内)画像一覧

小学校の算数以外すべて最下位だった、2018年の大阪市・学力テスト。今年、政令市15位を目標に掲げた大阪市教育委員会では、全小中学校で「指導型主事などによる学力向上サポート訪問」や「振りかえりプリントの実施」などをおこない、学校現場と一体となって取り組みを進めていた。

その結果、2019年は小学校・国語以外すべての教科で最下位を脱出。この学力アップの方向性を打ち出した当時市長だった大阪府の吉村洋文知事は、「半年間でとても大きな成果。松井市長には今後も継続して学力アップに取り組んでほしい」と期待を寄せていた。

また、次世代を担う子どもたちの「生きる力」の育成にも力を入れている大阪市。松井市長は、「学校の勉強や試験だけで、子どもの評価は付けられない」と前置きしつつも、「(社会に出たら)理解力や読解力を身に着けたうえで応用し、想像力と発想力が一番重要になる」と、小中の基礎教育の分野で必要性を説いた。

大阪市では今後、教育委員会事務局を4つのブロックに分け、小中だけで400校以上ある各校に、きめ細やかな支援策を展開するなど継続して学力アップの取り組みを行う予定だという。

取材・写真/岡田由佳子

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