松井市長、公用メール問題にスッキリせず
2019.8.2 7:00

大阪市の松井一郎市長が8月1日、「大阪市役所」(大阪市北区)で会見し、大阪府の職員の公用メール問題について、「目くじら立てることではないが、規律を守るという観点ではやめた方がいい」と語った。

大阪府職員の公用メール問題について見解を述べた大阪市の松井一郎市長(1日・大阪市役所)画像一覧

この問題は、大阪府の職員たちが送別会の案内状を公用メールで送ったというもの。吉村洋文知事は31日の定例会見で、「長年勤めあげた職員を、みんなで送り出すという気持ちはとても良く分かる。しかし、公用メールを使っての線引きは難しい。職員の処分はない。しかし、落としどころを見つけたい」と、検証の必要性を語っていた。

会見で松井市長は、「今回の件に関しては、誤解や懸念を受けるため、もうやめときましょうでいい。これを許すと、拡大解釈につながる恐れがあり、仲間同士で夏休みの予定など、何から何まで公用パソコンでするのは、線引きができなくなる」と指摘。

現在の規定では、公務員が集まる歓送迎会の案内メールが公用か私用か、は不明確。職場の歓送迎会などが私用と見なされれば、今後、その伝達をプライベートな連絡先でおこなわなければならなくなる。松井市長は、「プライベートな連絡先の交換は強制できない。そこまでギスギスするのは・・・。口コミで連絡事項を交わすしかないんじゃないか」と、なんともスッキリしない表情を浮かべた。

取材・写真/岡田由佳子

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