オブラートに包まない、冒険するドラマ
2018.1.2 9:00

生まれたときの性別と自認する性別が異なる、トランスジェンダーを主人公にしたドラマ『女子的生活』(NHK総合)が1月5日からスタート。難しいテーマを扱う同ドラマについて、制作スタッフやキャストはどのように捉えているのだろう。

ドラマ10『女子的生活』のワンシーン。合コンで同席したゆい(左:小芝風花)と女のバトルを繰り広げるみき(志尊淳) ©NHK
ドラマ10『女子的生活』のワンシーン。合コンで同席したゆい(左:小芝風花)と女のバトルを繰り広げるみき(志尊淳) ©NHK画像一覧

トランスジェンダーの主人公・みきは、神戸のファストファッション会社で働くOL。みきの上司を演じる羽場裕一は、「この問題はデリケートだからこそ、オブラートに包まないほうがいいと思っています。ちょっと冒険しているドラマだと感じています」と話すが、第1話ではみきの女性としての生活や、みきの変化に驚く高校時代の同級生とのやりとりが明るくコミカルに描かれる。

制作統括の三鬼一希プロデューサーは、「主人公がトランスジェンダーであることに目がいきがちだが、ドラマのテーマはもっとシンプル。『自分に自信をもち、好きなものを好きと言える大切さ』を多くの人に伝えたい」と説明。みきを演じる志尊は、「原作を読み、みきがトランスジェンダーであること以上に、逆風が吹いても前向きに生きる姿に感動した。そんな一人の女性としてのみきを演じたい」と話した。

「トランスジェンダーという意識はまったくなく、女性の同僚として演じられた」というキャストら。左から玄理、玉井詩織、志尊淳、羽場裕一
「トランスジェンダーという意識はまったくなく、女性の同僚として演じられた」というキャストら。左から玄理、玉井詩織、志尊淳、羽場裕一画像一覧

スタジオ以外のロケは、神戸市内など兵庫県下で撮影。三鬼プロデューサーは「ファッション性があり、国際港として150年間歩んできた神戸はダイバーシティ(多様性)に富んだ街。みきが楽しく生き生きと活動するのにふさわしい」と作品の舞台に選んだ理由を語った。放送は、1月5日・22時から毎週金曜日(全4回)。

取材・文・写真/合楽仁美

NHK総合・ドラマ10『女子的生活』

出演:志尊淳、町田啓太、玉井詩織、小芝風花、ほか
放送:2018年1月5日(金)~26日(金)
時間:22:00〜22:49
URL:http://www.nhk.or.jp/drama10/joshiteki/

  
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