わろてんか美術セット、隠されたテーマ
2017.11.11 8:00

米問屋の北村屋が倒産し、11月より芸人長屋に舞台を移した連続テレビ小説『わろてんか』。葵わかな演じるヒロイン・てんが暮らす長屋など、その美術セットについて、担当者がこだわりを明かした。

怪力芸の岩さんの家には石がゴロゴロと
怪力芸の岩さんの家には石がゴロゴロと画像一覧

てんをはじめ、夫の藤吉(松坂桃李)、藤吉の母・啄子(鈴木京香)が一緒に暮らすこの長屋。美術を担当する山内浩幹チーフ・ディレクターは、「ただの長屋ではなく、芸人たちが集まっている長屋ということを意識しました。例えば怪力芸の岩さん(岡大介)の家には、トレーニング用の大きな石を置くなど、芸人たちそれぞれのキャラクターや芸にあわせて、いろんな小道具を使っています」と話す。

芸人たちのコミュニケーションの場でもある井戸
芸人たちのコミュニケーションの場でもある井戸画像一覧

また、芸人たちの交流の場として度々登場する井戸は、「寄席のチラシや芸人の名前が書かれた千社札が貼ってあり、ここでも芸人長屋らしさを表現しています。千社札をよく見ると『葵』とか『桃李』など、スタッフの遊び心も発見できますよ」という。

本作の美術・セットを制作するにあたって、「テーマが『鳥』。掛け軸を鳥の絵柄にしたり、かんざしを鳥にしたり、てんの部屋に折り鶴を置いたり・・・。そうしていくうちにスタッフみんなが面白がって、いろんなところに鳥をあしらうようになりました。藤吉の衣装が鶴の絵柄だったり、リリコのアクセサリーが孔雀の羽根、部屋のふすまに文鳥が・・・と、もう自分たちでもわからないぐらいたくさんの鳥がひそんでいます」と明かした。

寄席「風鳥亭」の暖簾にももちろん鳥が描かれる
寄席「風鳥亭」の暖簾にももちろん鳥が描かれる画像一覧

さらに、「てんと藤吉が始める寄席の名前は『風鳥亭』。ここには特にたくさんの鳥がいるので、注目してみてください」とこれからの見どころも紹介した。

連続テレビ小説『わろてんか』

日程:2017年10月2日(月)〜2018年3月31日(土)
URL:http://www.nhk.or.jp/warotenka/

  
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