小吹隆文撰・週末アート、8/17〜
2016.8.17 19:00

小吹隆文撰・週末アート、8/17〜

「とにかく誰よりも現場を見て歩く」を信条に、美術ライター・小吹隆文が膨大なアートの海から、いま必見の展覧会をピックアップ! 今週は、けん玉、絵本原画、愛されキャラクターの展覧会など、子どもと一緒に楽しめる展覧会を紹介。

 

夏の神戸にアートなけん玉がずらり
『ギャラリーVie夏の公募展「けん玉大集合」』
@ギャラリーVie(神戸市中央区)

神戸のギャラリーVieが2002年以来、毎年夏に行っている公募展。当初は同サイズのフレームを使用する絵画展でしたが、近年はヘルメットに絵を描く、スノードームを作るなど、立体が増えています。そして今年のテーマは「けん玉」。

松栄舞子《旅する子ども》
松栄舞子《旅する子ども》画像一覧

我々日本人にとっては懐かしい玩具であり、最近はアメリカの若者たちの間でも人気となり、ストリートパフォーマンスが行われているけん玉に、絵を描いたり自由にデコレーションした作品が並ぶのです。出品作家はプロから子どもまで72名。プロ作家では、スズキコージ、安斎肇、おさないまこと、寺田順三、福田利之、松栄舞子、WAKKUNなど17名がラインアップされてい ます。童心に帰って自分好みのけん玉を探しましょう。

2016年8月17日(水)〜28日(日)
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絵本ファンの皆様、お待たせしました
『2016イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』
@西宮市大谷記念美術館(兵庫県西宮市)

関西の美術ファンと絵本ファンの定番企画「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」。毎年この時期を楽しみにしている人も多いでしょう。

《ピヨピヨ》フィリップ・ジョルダーノ(イタリア)
《ピヨピヨ》フィリップ・ジョルダーノ(イタリア)画像一覧

イタリアのボローニャで行われている世界唯一の子どもの本専門の国際見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」。その絵本原画コンクールである本展は、イラストレーターにとって国際的な登竜門と位置づけられています。1967年に始まり、記念すべき第50回となる今回は、世界61カ国より3191点の応募がありました。本展では、日本人10名(組)を含む18カ国・77名(組)の入選作全てが展示されます。また、同展の50年間の歴史を、年譜、資料、原画などで振り返る「ボローニャ展50年の歩み」も同時開催されます。

2016年8月20日(土)〜9月25日(日)
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美術館が夢の雑貨ワールドに変身
『”夢の世界”のデザイナー シンジカトウ・ワールド  空想の住人たちと愛される雑貨たち』
@神戸ファッション美術館(神戸市東灘区)

40年を超えるキャリアの中で様々なキャラクターを生み出し、個性溢れるデザインを送り出してきたシンジカトウ。

Little Red Riding Hood Design by © Shinzi Katoh™ Licensed by Copyrights Asia
Little Red Riding Hood
Design by © Shinzi Katoh™
Licensed by Copyrights Asia
画像一覧

文房具、バッグ、靴、食器、タオル、ぬいぐるみなど多岐にわたる製品は、日本だけでなく世界中で愛されています。また、ハローキティやポケットモンスター(ポケモン)、ディズニーとのコラボレーション、地球環境をテーマにした北極熊の兄弟「そらべあ」でも高い評価を受けています。「夢の世界を表現し続けたい」と語る彼の世界を紹介する本展では、原画、下絵、雑貨など約200点を展覧。日々の暮らしに夢と潤いを与える、新たなライフ&ファッションの提案を行います。また、展覧会初日には本人によるトーク&サイン会も行われます。

2016年8月20日(土)〜12月28日(水)
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