タイの天才監督 大阪で新作&特集上映
2016.4.6 12:00

タイの天才監督と称される、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督。彼の最新作『光りの墓』が4月9日から大阪「テアトル梅田」で公開され、また、大阪「シネ・ヌーヴォ」では4月30日より特集上映が展開される。

『光りの墓』© Kick the Machine Films / Illuminations Films
『光りの墓』© Kick the Machine Films / Illuminations Films画像一覧

アピチャッポン監督は、2010年に映画『ブンミおじさんの森』でカンヌ映画祭パルムドールを獲得。映画監督でありながら、国際的な美術作家でもある彼の世界観は、ティム・バートンやマーティン・スコセッシらをも魅了してきた。母国・タイではほとんど知られていないにも関わらず、世界中の映画ファンが彼の新作を待ち望んでいるという。

そんな彼の最新作『光りの墓』は、作家・クリエイターのいとうせいこうが、「アピチャッポン独自のメソッドがきらめく夢のようなわけのわからない二時間を堪能。熱帯のゴダール。」とツイートしたように、多くのクリエイターが注目している話題作。また、「シネ・ヌーヴォ」での特集上映では、『世紀の光』(2006年)を上映。検閲委員会に作品を提出しなければならないタイにおいて、僧侶がギターを弾いたり、サッカーしたりするシーンが問題視され、以降、アピチャッポン監督作品はタイ国内では上映禁止となった曰く付きの作品だ。

『ブンミおじさんの森』© Kick the Machine Films
『ブンミおじさんの森』© Kick the Machine Films画像一覧

今年は全国的に「アピチャッポン・イヤー」と言われており、東京では特集上映が連日満席を記録。福岡でも日本の気鋭監督とのワークショップが行われ、『青森EARTH 2016』、『さいたまトリエンナーレ』のアートイベントではアピチャッポン監督が手がけたアート作品の展示も行われる予定だ。これまで鑑賞機会がなかった貴重な作品の数々、この機会を逃すべからず。

映画『光りの墓』
2016年4月9日(土)公開
監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
出演:ジェンジラー・ポンパット・ワイドナー、ジャリンパッタラー・ルアンラム、ほか
2時間02分
テアトル梅田で上映

URL:http://www.moviola.jp/api2016/haka/index.html

『「世紀の光」とアピチャッポン特集』
期間:2016年4月30日(土)〜5月20日(金)
時間:作品により異なる(詳細は公式サイトにて)
会場:シネ・ヌーヴォ(大阪市西区九条1-20-24)
料金:一般1,800円、学生1,500円、シニア1,100円(『世紀の光』以外3作品は一般1,500円、学生1,300円、シニア1,100円)
電話:06-6582-1416
URL:http://www.cinenouveau.com/sakuhin/api.html

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