陶芸家ルーシー・リーと民藝の出合い
2015.9.22 19:00

今年没後20年として注目を集めているオーストリア出身の陶芸家ルーシー・リー。大規模な個展が全国巡回中、関西では10月末に姫路で開催予定ですが、それに先立ち、彼女の作品に接することができる展覧会『かたちのであい ルーシー・リー、ハンス・コパーと英国陶磁』が、京都で9月19日より始まりました。

本館以外に、2012年にオープンした新館・山手館も会場に
本館以外に、2012年にオープンした新館・山手館も会場に画像一覧

今回メインとなるルーシー・リーとハンス・コパーは、バーナード・リーチから続く英国陶磁の潮流に新しい価値観を生み出した巨匠として知られています。繊細で柔らかい曲線が美しく、吸い込まれるような白や青の釉薬が魅力的なルーシー・リーの作品と、かつて彫刻家の夢を持っていたハンス・コパーの、生き物のようなふくらみが愛らしい壷や花器を対比しながら鑑賞することができます。

ルーシー・リーの作品は17点、器の底の、普通なら釉薬がたれてしまう高台の部分の処理も美しい
ルーシー・リーの作品は17点、器の底の、普通なら釉薬がたれてしまう高台の部分の処理も美しい画像一覧

2人に共通するしなやかな造形美ともに注目したいのが、ルーシーとの親交も深かったバーナード・リーチや、リーチを介してルーシーとの交流があった濱田庄司による本館に展示された作品群です。同時代を生き、交流した彼らの作品と比較してみることでルーシーの作品により深みが増すかのようです。

取材・文・写真/松永大地

『かたちのであい ルーシー・リー、ハンス・コパーと英国陶磁』

期間:2015年9月19日(土)〜12月13日(日) ※月曜、9/24、10/13休(9/21、10/12、11/16、23、30、12/7は開館)
時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館30分前まで
会場:アサヒビール大山崎山荘美術館(京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3)
料金:一般900円 高・大学生500円 中学生以下無料
電話:075-957-3123(総合案内)
URL:http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

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