GWに観たい、京都禅寺でアート鑑賞
2015.4.28 13:51

いよいよGWに突入。待ち焦がれていた方も多いでしょう。旅行や遠出などスケジュールが決まっている人はともかく、予定がフリーの方にご提案します。京都の禅寺で現代美術展を鑑賞するのはいかがでしょうか。2つあるので、まとめてご紹介します。

建仁寺塔頭 禅居庵 © ナカノカオリ
建仁寺塔頭 禅居庵 © ナカノカオリ画像一覧

ひとつは、京都市東山区の[建仁寺塔頭 禅居庵]で行われる『禅居庵×FOIL 現代美術作家グループ展 「○△□」−まるさんかくしかく−』。禅居庵と出版社・FOILが2010年から行っている禅とアートをテーマにした展覧会で、今年は、荒井良二、刑部信人、木藤富士夫、仲道裕司など9組のアーティストが、絵画、写真、インスタレーションなどの作品を展示します。また、会期中は毎日様々なワークショップも開催されます。禅の修行とアートに「本質の追求」という共通項を見出し、自らを覆う常識や先入観を捨てて普遍的な「美」を体感することがテーマの展覧会です。

松隠堂内部と高須英輔作品
松隠堂内部と高須英輔作品画像一覧

もう一つは、宇治市の萬福寺で行われる『歓天喜地 高須英輔展 at 松隠堂』です。会場は同寺の松隠堂(重要文化財・普段は非公開)。ここは隠元禅師が隠居所として過ごした終の棲家であり、思索の場所でした。美術家の高須英輔は、建築物の古材などを用いた階段型の木彫やレリーフ作品で知られる作家であり、建築・環境・インテリアのデザインでも活躍しています。本展では、松隠堂内部に高須英輔の木彫作品を配置し、時空を超えた精神世界の交流を具現化します。また、展覧会初日には、同寺の法堂にて奉納狂言とアート談義も行われる予定です。

歴史ある名刹で禅とアートに触れ、精神のリフレッシュを図る。そんな休日をお求めの方におすすめです。

文/小吹隆文(美術ライター)

禅寺アートイベント情報

『禅居庵×FOIL 現代美術作家グループ展「○△□」-まるさんかくしかく-』
日時:2015年5月1日(金)~6日(水)・10:00~18:00 ※無休
会場:大本山建仁寺塔頭 禅居庵(京都市東山区大和大路通四条下ル小松町146)
料金:500円 ※小学生以下無料
電話:075-451-6162(FOIL)
URL:http://www.foiltokyo.com

『歓天喜地・高須英輔 at 萬福寺』
日時:2015年5月1日(金)〜6日(水)・10:00~16:30(入館は〜16:00) ※無休
会場:黄檗宗大本山萬福寺・松隠堂(宇治市五ヶ庄三番割34)
料金:1,000円(入山料500円含む)
電話:075-781-0448(実行委員会事務局/11:00~18:00)、090-8640-3592
URL:http://www.obakusan.or.jp/

  
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