復活1周年!近鉄アート館で怒濤の企画
2015.1.28 16:00

小劇場ブームのさなか、関西演劇界の拠点の一つであった[近鉄アート館]。鴻上尚史の第三舞台、いのうえひでのりの劇団新感線、生瀬勝久の劇団そとばこまちなど、当時、若者を中心に人気を集めていた小劇団が公演を行ってきた。惜しくも2001年春に事業を休止していたが、昨年13年の沈黙を破って再開。今年2月に1年を迎えるのを記念して、音楽色の強い4つの舞台を集めた企画『VIVA! ミュージック・アート館』が開かれます。
先日これに参加するわかぎゑふ(『四獣×玉造小劇店配給芝居』)、後藤ひろひと(『Drunken Songbook Vol.3~禁酒法時代~』)、めぐまりこ&大西ユカリ&NON STYLE・石田明(『別れてもシェキな人』)、大谷亮介ら(『Dolly&Tanny LIVE OSAKA』)による会見が行われ、すでに「これ、絶対楽しい!」と思えるほど、超絶にぎやかなものになりました。

ミュージカルならではの楽しさを込めた作品「四獣×玉造小劇店配給芝居」
ミュージカルならではの楽しさを込めた作品「四獣×玉造小劇店配給芝居」画像一覧

シニカルだけどミュージカルならではの楽しさをたっぷり込めた作品『四獣×玉造小劇店配給芝居』は、「あまりにもオモロすぎるミュージカルの世界に、初めて手を出した作品。ミュージカルを徹底的にパロディ化した、ブラックなミュージカルです」(わかぎ)
後藤が音楽好きの知人を集めたという『Drunken Songbook Vol.3~禁酒法時代~』は、「みんなで酒を呑みながら、呑んでる時に歌いたくなる曲をその場で歌う・・・という企画ですが、今回は劇場の都合で酒が呑めないのでどうなるか」(後藤)と、本来お酒を呑みながらの自由な雰囲気がどう演出されるのか楽しみ。

日系アメリカ人のミュージシャンに扮して送るバラエティショー『Dolly&Tanny LIVE OSAKA』は、「ドリー(byキムラ緑子)とタニー(by大谷亮介)というジャズデュオの掛け合いを楽しむライブ。今回は2人の出会いから現代を芝居化して見せる特別編です」(大谷)
『別れてもシェキな人』は、「ユカリさんの歌の中に出る女性を演じたくて、昨年上演した作品。基本は二人芝居で、石田君がいろんな男性を演じます」(めぐ)、とジュークボックススタイルの舞台だ。
実はコンビ結成前は演劇をしていたという石田は、演出も手掛けるほどの芝居好き。めぐの「作品をシリーズ化したいので、早く井上(裕介)君と別れて欲しい」の言葉に「検討しておきます(笑)。相方は漫才だけのビジネスパートナーとして、切り離していきます」と危ない回答が飛び出す場面も。
また、後藤作品とめぐ作品にW出演する大西は「家が(劇場の)近所やし、もう全部(の公演)交じったろか! というぐらいです」と熱い思いを披露。すかさずわかぎが「メールするわ」と返してきたので、もしかしたら全作品出演が実現するかも? さらに後藤からは「まだ驚くような有名人に出演交渉中」というビックリ発言も飛び出したので、続報に注目です!

取材・文・写真/吉永美和子

「VIVA! ミュージック・アート館」

場所:近鉄アート館
電話:06-6622-8802(近鉄アート館)

URL:http://kintetsuartkan.jp/

  
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