『鬼滅の刃』興行収入歴代1位に「すごいけどモヤモヤ」の声も

2020.12.28 20:15

鬼に殺された家族の仇を討つため戦う主人公・竈門炭治郎

(写真2枚)

映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開から73日目の12月28日、興行収入324億円を記録。これまで国内興行収入首位だった映画『千と千尋の神隠し』の316.8億円を上回った。

2001年に公開された映画『千と千尋の神隠し』は、興行収入308億円を売り上げ、国内歴代1位を達成。今月15日には再上映分の8.8億円を加えた上向き修正が発表され、最終的興行収入316.8億円を記録し、19年ものあいだ首位をキープしつづけた。

一方、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、10月16日の公開から9週目の12月14日に300億円達成を発表。その2週間後には324億円を突破し、1位に躍り出るという驚異のスピードを見せた。

19年ぶりの記録塗り替えにSNSも騒然としており、ツイッターではトレンド入り。公式ツイッターの興行収入324億円を突破した旨を知らせるツイートには、3時間で11万いいねがつき、「こうして記録が更新されるというのは素晴らしいことですね」「歴史的な瞬間に立ち会えてうれしいよ! おめでとう!」「歴代1位の男になったね! 煉獄さん」と、祝福する声が相次いでいる。

一方、「千と千尋は小さい頃から何度も見てきたから、うれしいような悲しいような・・・。複雑だね」「ジブリは日本の代表感あるからなんか釈然としない」「すごいけど、なんかモヤモヤするんだよな」と、違った見方のコメントも投稿されている。

総動員数は現段階で2404万人を超え、これから迎える年末年始でさらに数字は伸び続けそうだ。(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

現在公開中
監督:外崎春雄
出演:花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡、平川大輔
配給:東宝・アニプレックス

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