冬に入りコロナ増加へ、大阪産ワクチン「大規模治験の予定」

2020.11.6 19:15

定例会見のフリップより「新型コロナウイルスの感染状況」(11月6日・大阪府庁)

(写真4枚)

大阪府知事の定例会見が11月6日、大阪府庁(大阪市中央区)で実施。新型コロナウイルス感染症の感染状況および、開発中のワクチンについて吉村洋文知事が語った。

この日の会見では、新規陽性者が前週比で増加傾向にあることが発表され、各都道府県で10月22日からと29日からの1週間合計を比較した場合、北海道で約1.6倍、東京都は約1.0倍で横ばい、愛知県は約1.9倍、そして大阪府が1.3倍に。

また、府内の新規陽性者の内訳は、夜の街関連が増加したほか、家庭内や職場内での濃厚接触、医療機関や高齢者施設でのクラスターなどとなっている。

吉村知事は、「もともとコロナは冬に強いウイルスと聞いている。冬に向かって気温が低下し、乾燥するなかで、コロナが力を強めてきている可能性はある」と分析。

さらに「ヨーロッパが冬になり再流行していて、北海道も過去最高数と顕著であることを考えると、冬に入るなかで再度警戒が必要。府民のみなさんには改めて、感染予防策の徹底をお願いしたい」と注意喚起をおこなった。

一方、大阪府と市、大阪大学や府立大学、病院機構などと進めているコロナ予防のワクチン開発状況に関して近況を話した吉村知事。

「(創薬ベンチャーの)アンジェスが把握しているので、詳細は入ってきていないが、第3相の大規模治験が始まると聞いており、開発は順調に進んでいると受け止めている。大阪府としても、後方支援で開発に協力したい」と語った。

今後、府では近くコロナの『対策本部会議』を開き、陽性者の分析や現在おこなっている府民への要請に関して方針を決定させる予定になっている。

取材・文・写真/岡田由佳子

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