25歳社員が考案、常識覆す「おひとりさま」ホットプレート

2020.9.26 14:15

おひとりさまを楽しむ4種のホットプレート「ちょい焼きグリル」(各1480円)

(写真13枚)

コロナ禍の現在の需要にマッチしたキッチン家電類が注目されるなか、これまでの常識を覆すホットプレートが登場。本来であれば多人数で重宝するものだが、23日に発売された「ちょい焼きグリル」は、あらゆる鉄板料理が気軽にできる「1人用」のホットプレートだ。

これはキッチン家電をはじめ、インテリア雑貨などを手掛けているメーカー「阪和」(本社:大阪市西区)のブランド「plusmore」による新商品で、約18cm四方というミニチュアサイズ、1台1480円というお手頃価格。

商品の企画を担当したのは、松原隆十(25)さん。自身も1人暮らしをするなかで「焼肉やたこ焼きをもっと気軽に楽しめる1人用ホットプレートが欲しい」と以前から考えていたという。

同僚からも賛同の声が多く上がったことで商品開発に着手し、要望の多かったフラットプレート・たこ焼きプレート・グリルプレートをはじめ、今回新たなチャレンジとして家庭用ホットプレートには珍しいジンギスカン用のプレートの計4種類を用意した。

おつまみを作りながらお酒が飲めるのが良い(写真はグリルプレート)

「僕自身もコロナ禍の在宅勤務中に料理をするようになりました。この商品をきっかけに料理に対するハードルが少しでも下がればうれしいですし、そのため手ごろな価格が実現できるよう頑張りました。1人暮らしの方だけでなく、晩酌のおともやお子様へのおやつなどにも使ってもらえたら」と、自身が手掛けた商品への思いを話す。

早くもSNSでは「全種類欲しい!」「1人で飲むとき最高じゃない?」「テレビを見ながら手元でおつまみを作って、ビールを飲む・・・至福の極みだ」など、独自の活用方法など妄想する声も多くあがっている。

「ちょい焼きグリル」は、9月23日発売。阪和のオンラインストアをはじめ、「ヨドバシカメラ」や「ビックカメラ」など、全国の家電量販店等で販売される。推奨小売価格1480円。

取材・文/野村真帆

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