サバの日に、衝撃のサバスイーツ誕生

2016.3.8 21:21

一番左がサバ博士の右田孝宣さん

(写真3枚)

「サバの日」である3月8日、サバを使った前代未聞の「サバスイーツ」が大阪市内で発表された。とろさば料理専門店「SABAR(サバー)」を運営する「鯖や」が、梅花女子大学、神戸の老舗洋菓子メーカー「神戸ベル」と共に開発した。

美容に良いとされる栄養素を多く含むサバをスイーツにアレンジした、今回のプロジェクト。鯖やオーナーでありサバ博士の右田孝宣さんは「これまでサバを使った97種の料理を展開してきたが、スイーツには足を踏み入れてはいけないと思っていた。今回みなさんと開発し、プロはやっぱりプロだと実感しました」とプロジェクトに大満足の様子。開発に携わった梅花女子大学食文化学部の大野詩歩さん、石居千歩さんは「サバのスイーツと聞いたときは驚きました。サバの味を活かすため、分量調節に一番苦労しました」とコメントした。

「cava フロマージュ」は口に入れた瞬間、サバの香ばしい風味がふわっと広がって衝撃を受けるが、食べ進めるとチーズのまろやかな味わいが広がり、ちゃんと甘いスイーツに。ドーナツはプレーン、白みそ、ゆずの3種の味が展開され、日常のお惣菜としても楽しめそう
「cava フロマージュ」は口に入れた瞬間、サバの香ばしい風味がふわっと広がって衝撃を受けるが、食べ進めるとチーズのまろやかな味わいが広がり、ちゃんと甘いスイーツに

今回誕生したスイーツは2種。魚と発酵食品の相性が良いことから、サバオイルとチーズ、ヨーグルトを混ぜ合わせた「cava(サバ)フロマージュ」、そしてサバパウダーを練り込んだヘルシーな焼ドーナツ「SOZAI!さばドーナツ」だ。どちらも魚特有の生臭さはなく、試食した人々は「からだに良さそう」と初めての味に驚いていた。これらのスイーツはSABAR各店舗で販売予定。

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