昨年は2015年がイチゴイヤーとして盛り上がったが、今年はそれ以上に。2016年に初開催となるのが編集部が把握しているだけでホテルが５つも。また、毎年行っているホテルも好評のため、時期を前倒しにしたり、延長したり、さらなる動員を見込んでいる。時間もアフタヌーンティータイムだけでなく、ランチやディナータイムに開催するところもあり、いちご＋食事という楽しみ方が中心だ。ほかと差別化するため、さまざまな趣向が凝らされているので、内容・場所・値段を見比べて、しっかりセレクトを。

神戸『ナイトデザートブッフェ〜春のいちご摘み〜』
平日の夜限定で昨年５月から始まり、連日満席の神戸北野ホテルのデザートブッフェ。月替わりでメニューが変更し、２月15日からはいちごに。ブッフェ台をいちごの花壇に見立ててデコレートし、お客が「いちご摘み」気分を味わえるように、ロリポップ、パートドフリュイ、マカロンなどひと口サイズのいちごスイーツがずらり。食事はカレーやサラダ、グラタンなどディナーとしても楽しめるラインアップに。早めの予約がおすすめ。

大阪『ストロベリーデザートブッフェ〜ストロベリーガーデンへようこそ〜』
ヒルトン大阪でのいちごデザート食べ放題は、「ガーデン」がテーマ。英国人総料理長が手掛けた約20種のいちごスイーツはどれもキュートなものばかり。緑のヘタが付いたイチゴ型のマシュマロ、お花をあしらったショートケーキ、テントウムシやミツバチなどお庭モチーフでデコレートしたものも。「スミレに恋したマドレーヌ」、「幸せのストロベリータルト」などときめくネーミングも◎。軽食としてキッシュやサンドイッチが登場。

大阪『ストロベリー＆チョコレート センセーション』
フランスの高級チョコレート・ヴァローナを使った人気のチョコレートブッフェを週末と祝日限定で行うインターコンチネンタルホテル大阪。期間限定でいちごバージョンとなり、72％、64％、ミルク、ホワイト、キャラメル、計５種のチョコレートと共に楽しめる。オーダーメイドで作られるイチゴとチョコのパフェや、ストロベリーバーガーなど、ユニークなラインアップに。またホテル全館で『ベリー！ ストロベリー 2016』を２月に同時開催中。

大阪『ストロベリーブッフェ〜お好きなストロベリーを、お好きなだけ。〜』
セント レジス　ホテル 大阪が初めていちごのブッフェを企画。酸味と甘みのバランスが良い紅ほっぺを中心に使い、人気スイーツのミルフィーユ、ムース、パリブレストが登場。またパスタやサラダなどフード系にもいちごを使用し、セント レジス発祥のトマトジュースを使ったカクテル｢ブラッディマリー｣のいちごバージョンも。また各テーブルに、イチゴチョコレートフォンデュ、口直しのイチゴアイスもサーブされる。

京都『my favorite Berry Sweets Buffet』
京都タワーホテルに昨年オープンしたブッフェレストランは野菜のスイーツが中心となるが、初めてフルーツをメインテーマに開催。いちごはもちろん、ブルーベリー、ラズベリーなど「ベリー」系スイーツが約20種。人気企画「自分で作るシリーズ」では、２月は白いパンケーキ、３月はクレープを、ベリーたっぷりのソースやフルーツで楽しめる。エスプーマを使ったマキベリーとストロベリーのスムージーをシェフが一杯ずつ作ってくれるコーナーも。

【2016年、関西のいちご食べ放題（2）へ続く】
【いちごアフタヌーンティー、関西に続々】