大阪の4大オケ&指揮者、全員集合

2016.1.13 15:32

左から外山雄三、井上道義、飯守泰次郎、飯森範親

(写真2枚)

昨年話題を呼んだ、大阪4大オーケストラが集結した前代未聞の企画。今年も4月24日に「フェスティバルホール」で開催されることが決定し、『大阪4大オーケストラの響演』について各オーケストラを率いる指揮者4人が同会場にて記者会見を行った。

出演者とスタッフを含め、総勢700名近くが集合するこの公演は『第54回大阪国際フェスティバル2016』の目玉企画の一つ。各オーケストラが1曲20~30分演奏、それぞれの特長や個性を生かした内容を楽しむことができる。「大阪にあるオーケストラの数、そして面白がってくれるメンタリティがあるからこそ大阪で実現した企画。大阪の人は話が好きで饒舌で、人生を楽しんで生きている人たちが集まっている。そういう面を伝えるためにラテン的な作品を選びました」と語った大阪フィルハーモニー交響楽団・首席指揮者・井上道義は、ラヴェルの「『ダフニスとクロエ』第2組曲」をセレクト。

2016年4月より大阪交響楽団のミュージック・アドバイザーとなる指揮者・外山雄三は「非常に若いオーケストラだから、演出しようとせずとも、若さが出てしまう。作曲家が考えたことを実現できるように、きっちり練習していきたいと思う」とストラヴィンスキー バレエ音楽『かるた遊び』を。また20年以上も関西フィルハーモニー管弦楽団に携わる桂冠名誉指揮者・飯守泰次郎は「ヨーロッパでは指揮者とオーケストラが長い関係を続けることは当たり前ですが、日本では少ない。たくさん回数を重ねないと音を充実させていくのが難しいジャンルを」と、ワーグナーの『楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死』を選んだ。

指揮者たちがそれぞれのオーケストラに合った曲目を演奏する
指揮者たちがそれぞれのオーケストラに合った曲目を演奏する

また4人のなかで一番若手となる、日本センチュリー交響楽団を率いる首席指揮者・飯森範親は「よく指揮者を30年やってこれたなと思っているのですが、この3人を前にするとひよっこだなと思います。ドイツ・オーストリアのものを中心にやってきているのでベートーヴェンで、旋律、和音をどのように表現するのか考えていきたい。浅い歴史ではありますが、培われたものを爆発させたい」と、『交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」』を演奏する。

話は尽きることなく、オーケストラはおもしろいかどうか、結婚とオーケストラの類似性、ほかのオーケストラとの違いなど、それぞれの見解を述べた4人。当日は開演前の16時40分よりプレトークも予定しているので、普段は聞けないお話も、音楽とともに楽しめる内容となりそうだ。

『第54回大阪国際フェスティバル2016「大阪4大オーケストラの響演」』

日時:2016年4月24日(日)・17:00開演
場所:フェスティバルホール
料金:S8,000円 ※A・BOX席は売切
電話:06-6231-2221(10:00〜18:00)

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