マニアックな視点で見る、日本酒博

2015.12.28 20:32

「初めての視点だったので大変ながらも楽しかった」と葉石かおりさん

(写真6枚)

近年国内だけでなく、海外でも盛り上がりを見せる「日本酒」を、蔵元のキャラや裏ラベルのデザイン、コラボ日本酒など、味や製法だけではない「ちょっと変わった」視点で紹介した企画展が大阪「梅田ロフト」で28日から始まりました。

会場には、エッセイスト/酒ジャーナリストの葉石かおりさん監修のもと厳選された、47都道府県から約100銘柄の個性豊かな日本酒がずらり。「蔵元さんのキャラが立っていたり、言わなきゃわからない小さなこだわりがあったり・・・ここから何かシンパシーを受けて、飲むきっかけになってもらえれば」と葉石さんが言うように、蔵元がDJや元モデル、アニメ制作会社とコラボしたもの、骨付鶏に合うよう作られたもの、蔵元と奥様の出会いの馴れ初めなどを裏ラベルに綴ったもの、包み紙がオリジナルの新聞のもの、「死神」「タクシードライバー」など変わった名前のものなど日本酒のイメージががらっと変わってしまうものばかり。

全員眼鏡の蔵人がレンズの曇りに苦悩しながら造ったというお酒も(中央)
全員眼鏡の蔵人がレンズの曇りに苦悩しながら造ったという「萩の鶴 眼鏡専用」(中央)

ほか、猫やパンダなどのイラストが描かれ、思わず集めたくなる「ご当地カップ酒」や、ニシワキタダシ、五月女ケイ子ら28組のクリエイターによる「チャリティ・デザインカップ酒」(各種888円・限定60本)、実際の銘柄を擬人化した「日本酒擬人画」の展示や、日本酒トークショー(1/9)、大阪の「山中酒の店」などが参加する利き酒Barも開催予定。展示会の入場料は300円(学生200円)。期間は2016年1月13日まで。

『日本酒マニアック博』

期間:2015年12月28日(月)〜2016年1月13日(水)
時間:10:30〜21:00(最終日は〜18:00、最終入場は閉場の30分前)※12/31は〜20:00、1/1は〜19:00
会場:ロフトフォーラム(大阪市茶屋町16-7 梅田ロフト5F)
料金:一般300円、学生・ロフトアプリユーザー200円、小学生以下無料
電話:06-6359-0111(代表)

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