エスコヤマ、パリとロンドンで金賞

2015.11.6 17:23

「日向夏ノワゼット」は、果実だけでなく皮や白い果皮もすべて自家製のヘーゼルナッツのプラリネに混ぜ込んだ、酸味と苦みが利いたボンボンショコラ。「抹茶&金木犀」は、花の香りをミルクチョコに移し取り、幼い頃から慣れ親しんだ宇治の抹茶をホワイトチョコのガナッシュに仕立てた組み合わせ

(写真3枚)

[パティシエ エス コヤマ](兵庫県三田市)のオーナーシェフ、小山進さんが、フランスでもっとも権威あるショコラ愛好会「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」の品評会で、最高位のゴールドタブレットを獲得(受賞作品はこちら)。これは、2011年の初出品から5年連続の快挙です。また、10月16日からロンドンで開催の『インターナショナル・チョコレート・アワーズ2015』でも4部門で金賞受賞しました。受賞作品は以下の4つ。

これらの受賞作品について、小山シェフは次のように語る。「京都生まれの僕にとって身近だった、大徳寺納豆や黒七味、抹茶などをはじめ、柑橘として日本人に身近な日向夏など、自分の日常の中に普通に存在していたものをカカオと融合させ、世界に届けられて素直にうれしいです。なかでも、『抹茶&金木犀』は、私が小学校の頃に通学路でいつも香っていた金木犀の記憶と、宇治の茶畑という日常の場面と風景を合わせた、自分にとっては全く無理のないごく自然なマリアージュでした。それが世界の人に、カカオを通じて新しい味覚として喜んでいただけたことは純粋にうれしい。ショコラは『日本の日常を世界に伝える一つのツール』であると強く感じた大会でした」。

[パティシエ エス コヤマ]の小山進さん
[パティシエ エス コヤマ]の小山進さん

[パティシエ エス コヤマ]

住所:三田市ゆりのき台5-32-1
営業:10:00〜18:00 水曜休
電話:079-564-3192

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