禁止だらけの公園に、大阪市が新提案

2015.10.1 16:06

自然遊びゾーンは、ドイツの木製大型遊具を中心に季節の花々を植えたお庭

(写真6枚)

ボール遊びや砂遊びも禁止・・・周囲のクレームにより、次々と遊びが制限されていく公園事情に対して、大阪市が新たに提案するのが、「ボーネルンド プレイヴィル 天王寺公園」(大阪市天王寺区)です。

無料で入園できるようになった天王寺公園の中の一施設となり、”公園”といっても有料ですが、その分、子どもたちの”遊び欲”を引き出し、好奇心や想像力を育てる玩具やプレイスペース、また子どもたちに”遊び”の楽しさを教えてくれるスタッフ(プレイリーダー)が常駐。またボーネルンドの系列店「キドキド」にはない、「アトリエゾーン」と「自然遊びゾーン」で五感を刺激してくれます。

「子どもたちがめいいっぱい大きく絵を自由に描いたり、自然素材を使った遊具で遊べたり・・・海外で発見した”あそび”をもっと日本でも取り入れることができないかと画策してきました。今回は橋下市長のもと大阪市が新たな公園像を目指すということでしたので、私達の『公園の遊びを変える』という今まで実現できなかった施設をオープンすることができました」と広報担当者・田中由香さん。

アトリエゾーンでは、巨大ガラス面にお絵描きできたり、粘土遊びも
アトリエゾーンでは、巨大ガラス面にお絵描きできたり、粘土遊びも

ペイントを手で塗ったり、砂場で水や砂にまみれてどろんこになったり・・普段なかなかできない遊びを提案してくれます。また来春からは遊具レンタル(有料)もあり、公園内の芝生でボール遊びなどもできるように。また一度入場すれば自由に出入りできるため、公園内の飲食店でランチしたりお茶したり、まる1日楽しむことができます。

昔は当たり前だった遊びの環境と今の時代を見比べるきっかけになりつつ、また進化する遊びの道具に思わず大人も夢中になって一緒に遊べるスペースとなりそうです。

「ボーネルンド プレイヴィル 天王寺公園」

2015年10月1日オープン
住所:大阪市天王寺区茶臼山町5-55
時間:9:00〜19:00(受付18:30)
※10月1日はオープニングセレモニーのため9:30オープン
料金:1日券1,500円、1カ月パス4,800円(パスは毎日限定数販売、売り切れ次第終了)
※共に保護者1名+子ども1名の料金)、料金は予告なく変更する場合あり
電話:06-6777-9889(9/19以降開通予定)

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