桃井かおり「京都はスタッフがプロ」

2015.10.15 21:00

オープニングセレモニーに登壇した桃井かおり

(写真1枚)

『京都国際映画祭2015』が10月15日、京都[祇園甲部歌舞練場]で開幕。そのオープニングセレモニーには、実行委員長の中島貞夫監督をはじめ、津川雅彦、仲代達矢、桃井かおりら、多くの映画人が顔を揃えた。

映画祭のアンバサダー(大使)も務める桃井かおりは、”日本のハリウッド”と言われる京都について、「昔から京都に向かない女優と言われてて、なかなか呼んでもらえなかったんですよね。だけど、ある日、高倉健さんに”東映にも出てください”と言われて、その後も勝新太郎さんに呼んでいただいて、(1999年放送の)『少年H』のテレビ版でも京都に来て。私はね、スタッフの底力に驚いたんですよ。ホントにプロ。すでに亡くなった方もいるんですけど、でも、後輩が育ってるんです」と、京都でしか撮れない映画があるとコメント。

さらには「時代劇なら京都で撮るしかないし、海外の人も着物を着たりとか、日本の要素で撮るのなら、京都に来る。それに、京都の人は撮影にも慣れてるし、映画を観る目がものすごい高いので、京都の映画祭で映画を観てもらうというのは、すごくいい作品が生まれてくる気がします」と語った。映画祭は10月18日まで京都市内の複数会場で開催される。

『京都国際映画祭2015』

期間:2015年10月15日(木)〜18日(日)
時間:プログラムにより異なる
会場:よしもと祇園花月、元・立誠小学校、大江能楽堂、ほか
料金:会場により異なる

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