三重県で農場を営む「モクモク手づくりファーム」によるブッフェ・レストランが、９月19日に京都で初出店。大阪２店、滋賀１店に続く、関西４店舗目となる、こちらの店舗では系列店初となるモーニングも始めました。

「ホテルビスタプレミオ京都」に併設のため、一般のお客さん以外に、宿泊客も朝ごはんをいただけるように。食事内容も地産地消を目指すため、京野菜と周辺の契約農家の野菜が中心です。「体においしい優しいというテーマはそのまま、和食を中心としたラインアップになります。やはり土地柄、海外のお客様も多いので、ぜひ日本のおいしい野菜をいっぱいいただいてほしいですね」と店長・奥森さん。

ちなみに、店舗の場所を選ぶ基準として、三重のファームにアクセスが可能な距離範囲であることが重要なのだとか。広報・浜辺さん曰く「田舎であっても、田んぼが駐車場になったり、ソーラーパネルになったり･･･秋に赤とんぼ、夏はホタルという当たり前の光景がなくなりつつあります。ここで食べて、農場で作った野菜、ハム、地ビール、お米がどんなところで出来ているのかという興味を持ってもらえたら。そして、実際にファームに訪れて、体験を通じて、農業って面白いなって思ってもらえたらうれしいですね」と、ただおいしくいっぱい食べるだけが目的ではないのです。

大阪では連日大行列となっている同レストランですが、京都店は前日であれば予約は可能、当日のランチの場合は10時半から整理券を配布するシステムに。またハム・ウィンナー、パン、乳製品などモクモクの人気商品の販売もあるので、お買い物の場所としても楽しめます。