変わり種のアフタヌーンティーなど最近何かと話題が多い関西の紅茶シーン。堂島の紅茶専門店「ロンドンティールーム 堂島本店」からも、休止していた朝食メニュー「イングリッシュ・ブレックファースト」を復活させるというニュースが！

４年前まで定番メニューの１つだったものの、他のお手頃なモーニングに押されて休止していたこの「イングリッシュ・ブレックファースト」。それが今年、ツイッターの公式アカウントに当時の画像をアップしたところ「食べたい！」との声が殺到。ちょうどお店側も、英国の老舗シルバーメーカー「マッピン＆ウェッブ」製の、今では貴重な銀食器を生かせるメニューを検討中で、この２つがきっかけに、予約限定ながら復活が実現した。

以前のメインプレートは卵料理＆カリカリベーコンだったけど、リニューアル版はソーセージとベイクドトマト＆マッシュルームを追加。全体的に優しい味わいで、お店自慢の濃厚な牛乳を使ったミルクティーとも好相性。そしてカップやお皿も英国の名門「ミントン」の陶器で統一され、ラグジュアリーな朝食感をより感じさせる演出となっている。

今回のメニューを考えたマネージャーの金川さん曰く、「せっかくなのでゆったりした雰囲気で、優雅な時間を楽しんでいただければ」と、お店は７時開店のところ、このメニューはあえて９時からの提供。予約は来店前日まで電話で受付中。

取材・文・写真／吉永美和子