居酒屋やバーなどが営業していない昼間、店舗を間借りしてカレーを提供する「宿借りカレー」が関西で増えているのをご存じですか？　本業は別だが趣味のカレー作りが高じて休日に提供するお店、バーの名物カレーをランチでも･･･という声に応えたお店、新たな組み合わせの創作カレーを発明するお店などなど、宿借りの理由はさまざま。しかし、そのカレー愛に溢れた至高のひと皿は、屋台以上店舗未満ながら、どれも格別！　そこで、大阪から「宿借りカレー」をご紹介。オープン日をチェックして、ぜひ訪れてみて。

宿借りの先駆者「谷口カレー」
関西カレー界ではすでに絶大な支持を獲得。自身が主催する『カレー大サーカス』などイベントにも精力的で、いろんな場所で味わえるのが谷口カレーの魅力なのかも。現在はブックカフェ「ＦＯＬＫ ｏｌｄ ｂｏｏｋ ｓｔｏｒｅ」に宿借り。メニューは渾身のチキンカレーと日替わりの２種で勝負！　魚介と野菜からとっただしで勝負したチキンカレー８００円

“あのバー”の名物を「カレー週イチ」
「バール・トラットリア・アッカ」店主が、友人である「バー アノニマス」の黒田さんのカレー熱を察知、「昼、カレー屋やる？」と声を掛けスタート。バーの名物カレーがランチで食べられると評判に。スリランカを中心にインド、ネパールなど多国籍仕様で、写真の「全部のせ」はスリランカチキン、パクチーチキンの定番２種に、週替わりカレー３種＋総菜で１２００円